ベジタブルガーデンの3月の様子をご紹介します。
新型コロナウイルス感染症対策の為、2月末から屋上菜園作業は参加人数を制限して、少人数で作業を行っています。このような状況でも菜園の作物はぐんぐん成長しています。ベンリナ・キカラシナ・コマツナは次々に黄色い花を咲かせ、菜園に春を感じさせてくれるようになりました。しかし、3月29日には季節外れの雪が降り、キャベツに被せていたトンネルが積もった雪の重さでつぶれてしまったので、翌日の作業日にはトンネルの補強を行いました。
3月に収穫が終了したのは、メキャベツ、ブロッコリー、コマツナ、ベンリナです。収穫後は、いつものように土作りを行い、次の植え付けに備えます。人手が足らないので、収穫にも土作りにも、いつもの3倍くらい時間がかかりました。
3月に仲間入りしたのは、キャベツ、ツルアリインゲン、バジルです。キャベツは、1年に3回の収穫期があります。春に植えて夏から秋に収穫するやや緑の濃い「夏秋キャベツ」、夏に植えて晩秋から冬にかけて収穫する球が締まっていて甘みがある「冬キャベツ(寒玉)」、秋に植えて翌春に収穫する内部まで黄緑色を帯びてみずみずしく味のよい「春系キャベツ」の3回の収穫期です。「夏秋キャベツ」の植え付け時期は、ソメイヨシノの開花がその目安になるとのこと。2月に「冬キャベツ」を収穫したばかりですが、3月中旬にはクリーンセンター周辺のソメイヨシノが開花したので「いつ植えるの?今でしょ!」ということで植え付けを行いました。春先は過湿が原因の病気や、ナメクジの食害が多いので、排水管理に気をつけなければいけません。無事に育ちますように!
屋上菜園作業に協力していただいている方々は、本当に作物を作るのが大好きな方々ばかりです。新型コロナウイルスなんかに負けず、皆、無事に揃って菜園作業を行える日が来るように心から願っています。