-クリーンセンターに集められるごみ-
燃やすごみ
1燃やすごみは「クリーンセンターのごみピット」に集められます。
2ごみピットの中のクレーンがごみを何度もつかんだり離したりします。
これは、「ごみをよく混ぜるため」です。
ごみには「紙やプラスチックのように燃えやすいごみ」と「生ごみのように燃えにくいごみ」があります。
そこで、同じように燃えるように、クレーンでよく混ぜて、焼却炉投入口へごみを入れます。
焼却炉にごみを入れるのは、30分に1回ほどです。
3焼却炉に投入されたごみは約1,000℃で燃やされます。
この熱で温度と圧力の高い(400度、4メガパスカル)蒸気(じょうき)を作り出します。
この蒸気は、工場の中にある『蒸気タービン発電機』へ送られ「電気」を作ります。
4ここでできた電気や蒸気は、クリーンセンターの中で使われるだけでなく、市役所、総合体育館、緑町コミセンでも使われています。
「ごみを燃やした熱」もリサイクルしています。
5よく混ぜられたごみは焼却炉に入れて燃やし、『灰(はい)』になります。
焼却灰(ごみを燃やしてできた灰)は、40キロ離れた東京都西多摩郡日の出町二ツ塚最終処分場にあるエコセメント化施設に運ばれ、そこで「エコセメント」にリサイクルされ、歩道のブロックなどの材料として使われています。
燃やさないごみ・粗大ごみ
1燃やさないごみ・粗大ごみも「クリーンセンター」に集められます。
2燃やさないごみを破砕機で、細かく砕(くだ)きます。
3細かく砕いた燃やさないごみ・粗大ごみを「磁石(じしゃく)の力を使った磁力選別機」などにより『鉄』や『アルミ』を取り出します。
4『鉄』や『アルミ』は、クリーンセンターから別のリサイクル工場に運ばれ、また新しい製品に生まれ変わります。
5『鉄』や『アルミ』が除かれた残りの木片・灰・プラスチックなどは可燃(かねん)ごみピットへ送られ、焼却されます。
有害ごみ
1有害ごみ(蛍光管や乾電池・スプレー缶)も「クリーンセンター」に集められます。
2蛍光管や乾電池には「水銀」という有害物質が含まれているため、特別な処理を行うため、ドラム缶につめて、トラックで東京湾に運びます。
3ドラム缶は東京湾から船で北海道北見市のリサイクル工場に運ばれ、水銀を安全に処理し、リサイクルします。
4スプレー缶は、クリーンセンターで穴を開けて鉄として回収します。
-クリーンセンター以外に運ばれるごみ-
資源ごみ
資源ごみは、直接、武蔵野市外のリサイクル工場に運ばれます。
<びん>
1「びん」は、20キロ離れた東京都瑞穂町(みずほまち)にある民間のリサイクル工場に運ばれます。
ここには、缶・ペットボトル・その他プラスチックなども運ばれてきます。
2リサイクル工場では、袋から出して選別。
3びんの色別に分類されます。
4さらに分類されたびんは、びん製造工場に運ばれ、あたらしい「びん」に生まれ変わります。
<缶>
1「缶」も、東京都瑞穂町(みずほまち)にある民間のリサイクル工場に運ばれます。
2リサイクル工場では、袋から出して異物(いぶつ)が混ざっていないかを確認します。
3磁力選別機で「鉄」と「アルミ」に選別。
4圧縮・プレス加工します。
5選別された「鉄」と「アルミ」は別の工場に運ばれ、新しい飲みものの缶に生まれ変わります。
缶以外では、アルミサッシの建具や金属ネジなどにも生まれ変わります。
<ペットボトル>
1ペットボトルとキャップ・ラベルはリサイクル方法がちがうために、別々に分けます。
2ボトルは中身を空(から)にして、「ペットボトルの日」に出します。
キャップとラベルは、「その他プラスチックの日」に出します。
3ボトルも東京都瑞穂町にある民間のリサイクル工場に運ばれ、まず袋から出して異物(いぶつ)が混ざっていないかを確認します。
4ボトルは細かく砕いて、よく洗います。
5脱水(だっすい)、乾燥(かんそう)、フレーク化します。
6フレーク化(細かく砕いた8mm角の小片)された材料は、別の工場やメーカーに運ばれて加工。
新しい服やシートに生まれ変わります。
<その他プラスチック>
1その他プラスチック(プラマークのあるプラスチック製品)も東京都瑞穂町にある民間のリサイクル工場に運ばれます。
2民間のリサイクル工場では、袋から出して異物(いぶつ)が混ざっていないかを確認します。
3圧縮(あっしゅく)してブロック状にします。
4ブロック状になった材料は、別の工場やメーカーに運ばれて加工。
定規など新しいプラスチック製品に生まれ変わります。
<古紙(こし)>
1古紙(こし)は、武蔵野市周辺にある民間のリサイクル工場に運ばれます。
ただし、洗剤の紙箱は、においがついてリサイクルができません。「燃やすごみ」で出して下さい。
2紙の種類ごとに仕分けされます。
3圧縮(あっしゅく)してブロック状にします。
4ブロック状になった材料は、別の工場やメーカーに運ばれて加工。
新聞紙やトイレットペーパーなど新しい紙製品に生まれ変わります。

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