リサイクルガーデンの8月の様子をご紹介します。
植物の様子です。
7月下旬から気温35℃超えの猛暑日が連日のように続くリサイクルガーデン。 昨年も暑かったとはいえ、昨年の今頃は、アサガオやメマツヨイグサのなかまが花を咲かせていたのに、今年は7月の時点で開花前にすっかり枯れてしまいました。 そんな中、8月10日におよそ25日ぶりのまとまった雨が降ると、植物たちはフッと息を吹き返したように、枯草の中から再び芽生え始めました。 ヘラオオバコ、ヒルガオ、ヨモギのなかまなどは復活して、緑色の葉や蔓を伸ばしています。 しかし、ヒメジョオン、メマツヨイグサのなかまなどは姿を見かけません。 ヒメジョオン、メマツヨイグサのなかまも復活してくれると良いのですが…。
一方、枯れなかった植物や、復活した植物の中には花を咲かせているものもいます。 ツユクサのなかまは、青紫色の2枚の花弁の真ん中に黄色の雄しべを付けた鮮やかなコントラストの花を咲かせています。 エノキグサのなかまは、葉の付け根部分に穂状の雄花と、その下の編み笠のような形の苞の中に雌花を付けています。(とても小さくて目立たない花です。)
花が咲いて結実する。 当たり前のことですが、この厳しい気候の中では本当に大変なことです。 どの植物も次の世代に引き継がれ、また来年この屋上で会えることを祈るばかりです。
昆虫類の様子です。
リサイクルガーデン全域で植物の間を跳び回るバッタのなかまを確認することができました。 草むらに足を踏み入れると、バチバチバチと羽ばたく音がたくさん聞こえます。 その他に、アリ、ハチ、テントウムシのなかまを確認しました。
鳥類の様子です。
リサイクルガーデンの北側から飛び立ちトップライトにとまった、小型のセキレイのなかまを確認しました。