リサイクルガーデンの10月の様子をご紹介します。
植物の様子です。
秋だというのに異例の暑さが続いた10月ですが、適度な降水もあったので、リサイクルガーデンは、緑を保った植物(コセンダングサ、ヤブガラシのなかまなど)と、枯れかけた植物(メマツヨイグサ、ヨモギのなかまなど)が混在している状態になっています。
10月のリサイクルガーデンは、実を付けた植物がたくさん見受けられるようになりました。 アサガオのなかまは、まだ花を咲かせながらも所々で実(種)を付けていますし、先月まで黄色い花を咲かせていたメマツヨイグサのなかまは、背丈を保ったまますっかり立ち枯れて、上部に細長い実(種)を付けています。 ニラのなかまも白い花のあとに実(種)を付け、所々で実がはじけて黒い種が見えています。 オオニシキソウのなかまは、先月は白い小さな花と緑の実を付けていましたが、10月になり、その実は丸々と成長し、ほんのりと赤く色づいてきました。
みんな、がんばって次の世代に命をつないでいるんですね。
昆虫類の様子です。
アリ、チョウ、ハチ、テントウムシなどのなかまを確認することができました。
先月は、草むらに足を踏み入れるたびに飛び回っていたバッタのなかまですが、今月は、もうすっかり姿を消していました。
鳥類の様子です。
残念ながら今回の観察では、鳥類を確認する事はできませんでした。
番外編
10月20日(日)、前日までの雨が嘘のように上がり、秋晴れの中、屋上観察会が行われました。 屋上観察会に参加した子供たちは、講師である成蹊小学校の先生から植物のいろいろなお話しを聞きながらガーデン内に入り、ツユクサのなかまの蝶々のような青い小さな花や、ルコウソウのなかまのレース状の葉や真っ赤な花など、たくさんの種類の植物を採集しました。
その後に行われたワークショップで、「採取した植物」と「武蔵野市産のミツロウ」を使って、「ボタニカルキャンドル」を作りました。
みなさん思い思いに武蔵野の自然と触れ合い、楽しまれていました。