リサイクルガーデンの7月の様子をご紹介します。
植物の様子です。
35℃を超える猛暑の所為でしょうか? ガーデン全体が、枯れて薄茶色になった植物や、色褪せて白く変色した植物で覆われ、例年の7月の風景と全く異なっています。それでも、枯れた植物の間からアサガオやヨモギ、ヤブガラシなどのなかまは、生育範囲を拡げ辛うじて緑を保っています。地面近くでは、ツユクサのなかまが隠れるように青い花を小さく咲かせていたのが印象的でした。枯れた植物の茶色の中に、わずかですがバーベナリギダのなかまが花を咲かせていました。バーベナリギダの名前は【バーベナ】という言葉と、【リギタ】という2つの言葉からできています 【バーベナ】は、薬草して使用されたり神聖な花とされていたため、ヘブライ語の「herbabona(良い植物)」という意味の学名「Verbena(バーベナ)」から付けられ、【リギダ】は、「硬い」、「曲がらない」を意味しているそうです。 花は5月頃から咲き始め、花序の下から上に上にと咲き続けていました。今月は花序の下の方の花は枯れて落ちてしまったので、長く伸びた穂の先端に小さな花がついているような状態に変化しています。咲き始めの頃の印象と、ずいぶん変わっていました。
*植物の様子(番外編):観察日の2023年7月12日時点では上記の通りでしたが、それ以降も猛暑と日照りが続き、2023年7月28日時点では、リサイクルガーデンの植物は全て枯れてしまい、茶色い風景になっております・・・・・
昆虫類の様子です。
あちらこちら飛び交っている緑や茶色のバッタのなかまを確認しました。脱皮した肌色の脱け殻がいくつか発見されました。バッタの脱皮は種類によって異なりますが約10分ほどで脱皮し、脱皮した殻は自ら食べてしまう事が多く4回~6回脱皮を繰返す事で成長していくようです。
鳥類の様子です。
先月末、ガーデン内で小さな子ガモたちが、左右に体を揺らしながらガーデンの通路に沿ってお散歩している姿を見かけたのですが、今月になってから今日(7/12)まで見かけておりません。無事に育ち、引っ越しをしたのだと思いたいです。