リサイクルガーデン2022年12月の様子
2023年01月12日

リサイクルガーデンの12月の様子をご紹介します。

 

植物の様子です。

枯れて藁状態になったイネ科の植物や、茶色、こげ茶色、赤褐色に変色した植物(ヨモギ、ツユクサ、コセンダングサなどのなかま)が、ガーデン全体に確認できます。直立状態で枯れ、パサパサに乾いて棒のようになった植物でうっそうとしているエリアもありました。日増しに寒さが厳しくなり、赤く色づいたヨモギのなかまも確認できます。

冬真っ只中のガーデンではありますが、枯れた植物の根元には、新たに芽生えたマメ科の植物や、成長過程のヨモギ、ムラサキカタバミなどのなかまが、緑色の葉を覗かせています。先月、葉を地面に張り付けていたロゼット状の植物は、今月は、葉を立ち上げ始めているものが多数確認できました。屋上ガーデンは少しずつ春を迎える準備を始めたようです。

ガーデン西側の地面に、一つ一つが星の形をした黄緑色の苔のなかまの塊が確認できました。顔を近づけてよ~く見てみると、まるでコンペイトウがたくさん集まったような可愛らしい苔です。インターネット等で調べてみたのですが、特徴が「スナゴケ」によく似ています。スナゴケは、星砂のような姿をした小さな葉が特徴の苔の一つで、直射日光や暑さ寒さに強く、繊細な見た目に反して丈夫で、苔の生育環境として厳しいといわれる屋上の緑地素材として使用されることもあるそうです。クリーンセンターの屋上に自然に生育してきたスナゴケ。屋上緑化に一役かってくれる仲間が増えるのは嬉しいことです。

 

昆虫類の様子です。 

ガーデン東側で、ニラのなかまの茎にとまったテントウムシのなかまが確認できました。

 

鳥類の様子です。

残念ながら今回の観察では、鳥類を確認する事はできませんでした。

 

2022年最後の観察日は快晴! 澄んだ青空にクリーンセンターの白い煙突が映えていました。

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