リサイクルガーデン2022年10月の様子
2022年11月24日

リサイクルガーデンの10月の様子をご紹介します。

 

植物の様子です。

ガーデン全体は、緑を保った植物(成長過程のヨモギ、ヤブガラシなどのなかま)や、枯れ始めて黄緑色に変色した植物(ヨモギ、ツユクサ、オオニシキソウなどのなかま)と、すっかり枯れて茶色くなった植物が混在していました。ガーデン南側では、真っ赤に熟した果実をたくさんつけたコミカンソウと、完熟した黒い果実や、まだ熟していない緑色の果実をつけたイヌホウズキのなかまが確認できます。先月、真っ白い花を咲かせていたニラのなかまは、枯れて種子をつけていました。ガーデンは徐々に秋の景色に変わり始めています。

1023日、小学生親子対象の屋上観察会が行われました。参加してくれた子どもたちは普段は入ることができないガーデン内に入って、さまざまな植物や昆虫を観察しました。葉っぱの匂いを嗅いでみたり、バッタを捕まえたり、講師の先生から色々な植物の名前を教わったり、皆さん、手つかずの自然を思い思いに楽しんでくださったようです。観察を終えた後、服や靴にコセンダングサの黒いトゲがたくさんくっついていました。

 

 

昆虫類の様子です。 

ガーデンの数ヶ所に、クモの巣が張られていました。それぞれの巣の中央には、黒と黄色の縞模様が目を引く、体長1.52.5㎝程のナガコガネグモのなかまが確認できました。ナガコガネグモのなかまは、刺激を受けたり危険を感じると体を揺さぶってクモの巣を揺らし、刺激した相手を威嚇することがあるそうです。巣にはクモの糸でグルグル巻きにされて捕らわれた昆虫も確認できました。自然界は弱肉強食の世界。色々な罠があり、ちょっとした油断が命取りになります。仕方のないことなのですが、捕らえられてしまった昆虫をどうすることもできず、もどかしさが残りました。(ナガコガネグモだって、昆虫を捕まえて食べないと生きていけないんだから、しょうがないんだけど・・・)

他にもバッタ、ハチ、アリ、テントウムシ、シジミチョウなどのなかまが確認できました。

 

鳥類の様子です。

残念ながら今回の観察では、鳥類を確認する事はできませんでした。

TOP

武蔵野市役所ホームページ   ごみ・リサイクル   放射性物質・空間放射線量に関する情報   廃棄物の処理及び清掃に関する維持管理情報