リサイクルガーデンの9月の様子をご紹介します。
植物の様子です。
ヨモギやコセンダングサ、オオニシキソウ、ヤブガラシ、細長い葉の植物など、多くの成長著しい植物がガーデン全体を覆い、緑鮮やかな景色になっていました。アサガオのなかまは他の植物につるを絡ませながら伸び、青紫色の花や、果実をつけているものも確認できました。
ガーデンのあちらこちらで色とりどりの花が咲いていました。ガーデン中央付近には、ルコウソウの赤い花や、ツユクサの青い花、コセンダングサの黄色い花がたくさん咲いています。それらのカラフルな色合いは、緑の葉の中でひときわ目立ってガーデンを華やかにしていました。
ガーデン東側では、ニラのなかまがいくつもの真っ白い花を咲かせていました。
「お彼岸の時期なんだな~」と気づかせてくれたのはヒガンバナ(彼岸花)です。不思議な雰囲気を醸し出している花だと感じるのは私だけでしょうか?今秋もガーデン南西で真っ赤な花を咲かせていました。つぼみの状態のもの、開花したもの、枯れて萎んだものなど、それぞれの様子も観察できました。
コミカンソウのなかまは屋上ガーデン初登場の植物です。その名の通りミカンのような果実が特徴です。規則正しく並んだ楕円形の葉のつけ根に、ぶら下がるように付いた果実は直径2.5ミリほどでとても小さく、赤褐色の果実の表面にはブツブツした小突起があります。可愛らしい小さなミカンのような果実が、お行儀よく整列している様子は微笑ましく印象的でした。
昆虫類の様子です。
バッタ、ハチ、クモ、アリ、テントウムシ、セスジスズメガの幼虫、鮮やかな橙色の帯模様があるアカタテハチョウなどのなかまが確認できました。