リサイクルガーデンの9月の様子をご紹介します。
植物の様子です。
背丈を伸ばしたコセンダングサやシロノセンダングサなどのなかま、ヨモギ、ブタクサ、枯れ始めて色が茶や白に変色したエノコログサなどのなかまが混在し、うっそうとしていました。それらの間から見えるツユクサの青い花が爽やかです。先月、緑濃く生い茂っていた植物は、少し色あせ、ガーデン全体を黄緑色に変え始めていました。そのような中で、ひと際目立っていたのはヒガンバナのなかまです。昨年の9月にも観察できましたが、今年も色鮮やかな朱赤色の花を咲かせていました。対照的に真っ白な花を咲かせたニラのなかまが、ガーデン南東側でお花畑のように多数生育している様子が確認できました。可憐な花をつけていますが香りはしっかり「ニラ」の匂い。しかし、ニラはベータカロチンやビタミンC、食物繊維などに富む健康野菜で、ニラ特有の辛味成分には殺菌効果や抗酸化作用、風邪を予防する効果もあるとか。白い花はよく見ると一つ一つが星の形に似ています。多数の星が集まって咲いている様子からニラの花言葉は「星への願い」「多幸」ともつけられているそうです。野菜売り場で見かけるニラ(韮)、栄養満点なうえにロマンチックな野菜でもありますね。
昆虫類の様子です。
チョウのなかまと、ニラのなかまの花にとまるハチが確認できました。
鳥類の様子です。
カラスのなかまが確認できました。