リサイクルガーデン2021年8月の様子
2021年09月04日


リサイクルガーデンの8月の様子をご紹介します。

植物の様子です。

クリーンセンター周辺の樹木からセミの大合唱が聞こえてきます。

ガーデン全体は成長著しいヨモギやキク科の植物、青い花をつけたツユクサなどのなかまが緑濃く生い茂っています。アサガオのなかまはガーデン東側から中央に向かって花を咲かせながら生育範囲を拡げていました。羽状に裂けた葉がレースのように涼し気なルコウソウのなかまも確認できました。オオニシキソウのなかまは一見、白い花のように見える白い腺体(蜜を出す部分)を多数つけています。

リサイクルガーデンは「ガーデン」と言っても「お庭」ではなく、人が手を加えず自然のままの状態にしている「はらっぱ」です。武蔵野市内の公園から集めた土や廃材(カーペット、ヤシガラ、羊の毛、ペットボトルキャップ、ボタン、カキガラ、ガラス再生材など)で作られています。カーペットやヤシガラは、水分をほどよく吸いとって保水してくれる廃材です。羊の毛やペットボトルキャップは、雨が降らない日があっても土が乾燥するのを防ぐ貯水の役割をし、ボタンやガラス再生材は、余分な水を外に出して根が腐ったりするのを防ぐ排水の機能があります。土の下に埋まっているそれぞれの廃材は、リサイクルガーデンに四季折々さまざまな動植物を育てることに一役かっているのです。

 

昆虫類の様子です。

ガーデンに一歩足を踏み入れたとたん、たくさんのバッタのなかまが草むらからいっせいに飛び跳ね、四方に散らばっていきました。まるで突然侵入した巨人に驚いて、われ先にと逃げ去って行くようでした。

他にもアリのなかまや、花から花へ飛び回るハチのなかまが確認できました。

 

鳥類の様子です。

残念ながら今回の観察では、鳥類を確認する事はできませんでした。

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