ベジタブルガーデン2020年10月の様子
2020年11月18日

ベジタブルガーデンの10月の様子をご紹介します。

 

10月も新型コロナウィルス感染拡大対策の為、屋上菜園作業は週2回の少人数での作業を継続しました。10月になって日ごとに涼しくなり、何度刈ってもしつこく生えてきた雑草の成長が遅くなったおかげで、ようやく落ち着いて菜園作業が行えるようになりました。

 

10月に仲間入りしたのは、ヒノナカブ、ベンリナ、オータムポエム(アスパラナ)、キカラシナ、ハクサイ、コカブ、コマツナ、ホウレンソウ、ハツカダイコンなどです。収穫が完了したのは、アカジソ、アオジソ、そしてサツマイモです。

 

5月に植えたサツマイモは、10月初旬まで「つる返し」を何回か行いながら育ててきました。「つる返し」とは、ツルを引き上げて土から根をはがし反転させることです。サツマイモの伸びたツルが土につくと、葉のつけ根の部分から根を出します。放っておくと地表を這うツルのいたるところに根が張ってしまいます。芋は根に養分が蓄積したものなので、たくさん根が生えていると養分が分散してしまい、大きな芋ができなくなってしまうのです。そのためサツマイモを育てる時は、こまめに「つる返し」を行います。そんなサツマイモも10月中旬には収穫できるようになりましたが、収穫したサツマイモはすぐには食べずに土のついたまま屋内に保存し寝かせることにしました。サツマイモの主成分は炭水化物ですが、収穫直後は、そのほとんどがデンプンであるため、食べてもあまり甘くありません。寝かせておくことで、デンプンが分解し、糖類に変化して甘くなります。きっと、いただく頃には、ホクホクの甘いサツマイモになっていることでしょう。

 

9月に種まきをしたダイコンもスクスク育っています。間引き(良い苗を残して他を引き抜き、十分な間隔をあける作業)を何度か行い、最終的には1本立ちにしました。ある日、ダイコンの葉にイモムシを発見!よく見ると、お尻のところにツノのようなもの(尾角)を生やしています。スズメガ科の幼虫(蛾の幼虫)かもしれません。無農薬で育てているので、虫の駆除も大事なお仕事です。

 

2018年から毎年花を咲かせているショクヨウギクが、今年も10月に入ってすぐに蕾をつけはじめ、10月の終わりごろには花も咲き始めました。もうすぐ、満開となり、私達の目と舌を楽しませてくれることを楽しみに待ちたいと思います。

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