ベジタブルガーデン2025年5月の様子
2025年06月12日

雨や曇りの日が多かった、5月のベジタブルガーデンの様子です。

 

11月に種を蒔き、4月下旬に鞘(サヤ)が長さ15㎝ほどに成長したソラマメ。 5月に入り収穫間近になりましたが、悩みの種は天敵のアブラムシです。 茎や新芽にビッシリと群がって汁を吸っています。 アブラムシの被害にあうと成長が止まってしまうので、お酢を原料にした天然成分殺虫剤を噴霧して対処を試みましたが、アブラムシの勢いには勝てず、大きな成果は見られませんでした。 ところがある日、急にアブラムシの姿が見えなくなりました。 「他の作物に移ったのか?」と思いながらソラマメを観察していると、葉の裏に奇妙なものが。 長さ1㎝ほどの糸のようなものの先端に白い粒が付いたものが十数個、葉の裏にくっついています。 調べてみるとクサカゲロウのなかまの卵だということがわかりました。 クサカゲロウの幼虫は肉食性でアブラムシを食べるそうです。 しかもかなりな大食漢らしいのです。 この幼虫がアブラムシからソラマメを守ってくれたようです。 実際に農業の現場でもアブラムシの天敵として利用されているところもあるそうです。 人間と作物の役に立ってくれる昆虫もいるのですね。

 

5月から新たに仲間に加わったのは、ミニトマト(アイコ)、中玉トマト(フルティカ)、キュウリです。 収穫が終わったのは、ノラボウナ、タマネギ(ジェット白玉早生)、キヌサヤ(兵庫絹さや)、グリーンピース、スナックエンドウ(スナック753)でした。

菜園の野菜たちは、いよいよ夏野菜に移行していきます。 害虫などに負けず、無事に成長しますように。           

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