ベジタブルガーデンの7月の様子をご紹介します。
7月は雨が多く、時には肌寒いと感じる日もありましたが、月が終わろうとする頃にやっと梅雨もあけ、暑い夏がやってきました。菜園でも熱中症にならないように気をつけながら作業をしています。
7月に仲間入りしたのは、サトイモとコダマスイカです。コダマスイカを植えるのは初めての試みで、無事に育てと願っています。
4月に植えたミニトマトは6月頃からぼちぼち収穫できるようになり、7月に入ると本格的にたくさん収穫できるようになりました。しかし7月上旬のある日、菜園に行ってみると、緑、黄、赤の色とりどりのミニトマトが100個以上、キュウリが10本程度、地面に散乱していました。ミニトマトやキュウリにはつつかれた痕跡もあり、どうやらカラスの仕業のようでした。被害が拡がらないようにトウモロコシやコダマスイカには早速ネットを被せ応戦しました。おかげで、トウモロコシとコダマスイカはカラスに食べられることなく順調に育っています。8月27日の収穫体験&観察会でトウモロコシの収穫を行う予定です。カラスに食べられることなく、無事においしいトウモロコシが実りますように。
スーパーで買った食用のカボチャの種から育てたカボチャが見事に収穫できました! 5月に植えた苗は、6月には花を咲かせ、受粉作業を行い、カボチャの形がいびつになることなく色むらなく育つように天地替えも行い、カボチャに満遍なく日光を当てました。収穫後、1ヵ月ほど寝かせておくと追熟して、甘くてホクホクの美味しいカボチャになります。クリーンセンターの受付に、暫く寝かせておくのでお越しの際はぜひ御覧ください。
ナスは、これまでたくさんの実をつけていましたが、7月下旬頃なって、お疲れモードに入ってきたので、一部のナスに初めて更新剪定を行ってみました。更新剪定を行うとナスは元気を取り戻して新しい芽を出し、約1か月後には花を咲かせ、秋ナスを収穫できるようになるそうです。ナスの根元の少し離れたまわりから直角に円を描くようにスコップを入れました。ナスの側根や細根を断ち、新たに根を増やす為です。そこに肥料を入れて水をやり、栄養を土壌から吸収できるようにします。又、疲れてしまった枝の切り戻しも行いました。更新剪定行ったナスと、行っていないナスとの違いを観察していきたいと思います。
キュウリもたくさん収穫できるようになりました。菜園のもぎたてキュウリは塩やマヨネーズをつけずにそのまま食べてもジューシーでほんのり甘く、食感もシャキシャキして、つい丸々1本を食べきってしまうほどでした。
7月20日、菜園周りの草刈りをしていると、土作りの為に被せていたブルーシートに溜まった雨水の水たまりに、子ガモ達が泳いでいるのを発見しました。我々が近づくと子ガモたちはブルーシートの陰にうまく隠れてしまいました。子ガモ達を観察しようとして、もう少しブルーシートに近寄ると、少し離れた所に親ガモが鳴きながら降り立ちました。親ガモに気を取られて目を離したすきに、子ガモたちはリサイクルガーデンの茂みに移動してしまいました。我々はまんまと、親ガモにおびきだされたのです。去年、リサイクルガーデンに現れた親ガモでしょうか?無事に子ガモ達が巣立ってくれればと祈っています。屋上では様々な出来事が繰り広げられています。