リサイクルガーデン2025年5月の様子
2025年06月12日

リサイクルガーデンの5月の様子をご紹介します。

 

5月は雨や曇りの日が多く、緑で潤ったリサイクルガーデンでした。

 

植物の様子です。

4月に引き続き、リサイクルガーデンは開花ラッシュです。

バーベナリギダのなかまが、花茎の先に濃ピンク色の小さな花を十輪ほど密集させ咲かせています。 鮮やかな花の色は、緑のガーデンの中でもひと際目を引きます。 対して淡い薄ピンク色の花を咲かせているのは、ヒルザキツキミソウのなかまです。 「月見草」なのに「昼咲」とは一体いつ咲くの?と思いますが、この種類の月見草は昼の明るい時間に咲くそうです。 変わった開花の姿を見せるのはノビルのなかまです。 長く伸びた茎の先に茶色いムカゴが十数粒、その隙間から花茎を伸ばして白い花を付けます。 ノビルのなかまの繁殖方法を調べてみたら、「地下にある小さなラッキョウのような鱗茎」から、「茎の上のムカゴ」から、「花が終わった後の種子」からと、3種類の方法で子孫を残す努力をしているんだって・・・あまりにも多彩でちょっとびっくり!

リサイクルガーデンには他にも、色々な方法で種子を遠くへ運ぶ植物達がいます。

ハート形の葉を3枚くっつけたような形をしたカタバミのなかまは、黄色やピンク色の花を咲かせた後、オクラのような形をした実を付けます。 この実が自らの力で弾け、中の種を遠くへ飛ばします。 一方、ヤエムグラのなかまは動物などを利用します。 白っぽい小さな花が終わった後に、丸い実を付けますが、実にはカギ状の毛が密集して生えており、人や動物が通りかかると服や毛にくっついて遠くへ運んでもらいます。 他にも風を利用するもの、動物に食べてもらい運んでもらうものなど、動くことのできない植物たちは、繁殖するために様々な工夫しているのです。 植物の実や種を見つけたら、「どうやって運んでもらおうとしているのかな?」と、想像してみてはいかがでしょうか?

 

昆虫類の様子です。

地面や葉の上を歩き回るテントウムシやバッタ、カメムシなどのなかまや、植物の上を飛び回るハチのなかまを確認することができました。

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