ベジタブルガーデン2025年4月の様子
2025年05月09日

春なのに25℃を超える夏日が数日あり、いつもなら当たり前であった「春のうららかな陽気」になった日を「貴重」に感じながら作業をした、4月のベジタブルガーデンの様子です。

 

3月中旬から花を咲かせ始めたソラマメは、4月に入り、花の後に鞘(サヤ)を付け始めました。 キヌサヤなどとは違い、主茎から直接、大きくしっかりした鞘が空に向かって伸びていきます。 4月下旬には長さ1015㎝ほどに成長しました。 ソラマメの天敵はアブラムシです。 茎や先端の新芽、鞘に群がって、汁を吸われると、鞘の成長が止まりかねません。 ベジタブルガーデンでは、農薬などは使わない安心安全な野菜作りを心掛けているので、お酢を原料にした天然成分殺虫剤を用いて対処しました。

 

一方、キヌサヤ、グリーンピース、スナックエンドウたちは、4月になってグングンとツルを伸ばし、4月下旬には背丈が150㎝くらいまで成長しました。 白い蝶形花をたくさん付けて風に揺れています。 花はほとんどが結実し、鞘になるので、収穫時期を迎えると大忙しです。 緑の葉の中に、緑の鞘が隠れているので、見落とし注意です。

 

去年の10月末に4種類の苗を植え、冬を越したタマネギたち。 その中でも、早生(わせ)の品種の「ジェット白玉早生」が「白玉」の名のごとく、土の中から白い肩を出して成長をアピールしています。 4月中旬には、地上部の葉の中からネギボウズ(花)が伸びてきたので収穫開始です。(花が咲くと硬くなってしまいます) 新タマネギは柔らかいので、ラップでくるんで、数分電子レンジで加熱し、バターをのせるだけで、春らしい一品になります。

 

4月から新たに菜園の仲間に加わったのは、ショウガ、サトイモ(土垂、セレベス)、コールラビ、ダイコン(青首大根)、カブ(雪の華)、リーフレタス(サニーレタス)です。 収穫が終わったのは、ナノハナ(寒咲き菜の花)、リーフレタス(焼肉レタス、サニーレタス)、サラダ菜、ルッコラです。 残念なことに、フダンソウ(うまい菜)、キャベツ(金系201)は生育不良で収穫前に枯れてしました。 また2017年から毎年、秋になると黄色い花を付けて我々を楽しませてくれたショクヨウギクも、残念ながら枯れてしまいました。

 

作物は暖かくなってどんどん成長しています。 害虫などに負けずに無事に成長しますように。   

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