ベジタブルガーデンの6月の様子をご紹介します。先月まで新型コロナウィルス感染拡大対策の為、屋上菜園作業は週2回の少人数での作業をしていましたが、今月から、少しだけ人数を増やして、週2回の作業を行うようになりました。「早く、フルメンバーでの作業ができるようになれば良いな」と思っています。
3月に種まきを行ったツルアリインゲンとツルナシインゲンは、5月には小さな白い花を咲かせていました。6月に入ると、ツルアリインゲンはツルを支柱にくるりと絡みつけてグングン背丈を伸ばし、次々にさやをつけるようになりました。一方、ツルナシインゲンはその名の通りツルがありません。地面を覆うように葉を茂らせており、太陽に向かって広げた葉をかき分けると、さやが顔を覗かせます。ツルアリインゲンは、高い支柱を立てる必要があり手間がかかりますが、収穫期が長く収穫量も多いです。一方、ツルナシインゲンは、収穫量は少ないけれど、支柱がいらず手軽に栽培ができます。同じインゲンでも、育てる場所や条件によって品種を選べるのは良いですね。
4月から5月にかけて苗を植えたキュウリ・ミニトマト・ナス・シシトウ・トウガラシは、6月に入ると、それぞれ色とりどりの花を咲かせるようになりました。ミニトマトは、6月初旬に黄色い花を咲かせ、中旬には青い実を鈴なりにつけるようになり、6月も終わる頃には、色づいた実を徐々に収穫できるようになりました。ミニトマトを植えたエリアの草取りを行ったのですが、とても大変でした。成長したミニトマトの枝や葉と、ボーボーと生えてしまった雑草で、ジャングルのようになってしまったミニトマト周辺。草取りを行うのも一苦労です。6月末、ミニトマトエリアの草取りをしていると、いつもは雑草に隠れていて見えなかった場所に、色づいたミニトマトがヒョッコリ現れました。手を伸ばして採ろうとしても、葉や枝が邪魔をして見失い、どこにあるのかわからなくなります。反対側(色づいたミニトマトは見えるが、手を伸ばしても届かない)にいる人から「もう少し右、もう少し下」などと誘導してもらい、やっとの思いで収穫しました。やっと採れたミニトマトを頂くと、「これこれ!暑い時期のドリンク剤!」と思えるほど瑞々しく、甘い汁が力を与えてくれます。7月は、ミニトマトの収穫ラッシュになる予感!?
4月に種まきを行ったトウモロコシは、5月末には茎の先端に雄穂を出し、6月初旬には茎の途中に雌穂が出てきて、6月中旬にはベビーコーンが誕生しました。あつ~い日差しをたくさん浴びて、あま~いトウモロコシに成長するように願っています。
6月に収穫が終ったのは、ジャガイモ(ダンシャク、ノーザンルビー、キタアカリ)ソラマメ(駒栄、お多福そら豆)、サラダスナップ、ツルアリスナック、ニンニクです。新たに仲間入りしたのはサツマイモでした。