リサイクルガーデン2022年3月の様子
2022年04月13日

リサイクルガーデンの3月の様子をご紹介します。


 植物の様子です。

ガーデン全体は枯れた植物と成長著しい植物(細長い葉の植物、ヨモギ、アメリカフウロ、オランダミミナグサ、カラスノエンドウなど)が混在していました。関東地方では3月5日に「春一番」が吹きました。リサイクルガーデンにも春の訪れを告げるかのように、あちらこちらで花を咲かせた植物が、ガーデンに色を添えていました。ムスカリのなかまは、紫色の壺形の小花をブドウの房のようにたくさんつけ、藁のようになった枯草の間からツンツンと真っ直ぐに伸びて生育範囲を拡げています。ハナニラのなかまは茎の高さが15㎝程で、花の直径は約3㎝。6枚の花びらが風車の羽のようにきれいに並んでいます。白や薄紫色の花がとても清楚です。紅紫色の花を咲かせていたのはホトケノザとカラスノエンドウのなかまです。カラスノエンドウのなかまは巻きひげを伸ばしながら生育範囲を拡げていました。数ヶ月前までは枯れた植物で茶色い景色だったガーデンに、緑色の葉や色とりどりの花が咲き拡がり始め、いよいよ春がやってきました!

 

昆虫類の様子です。 

カラスノエンドウの茎の先端部分に、びっしりとこびりついているアブラムシのなかまが確認できました。「ソラマメヒゲナガアブラムシ」という緑色のアブラムシです。カラスノエンドウには花外蜜腺というものがあり、そこから蜜が出るので、アブラムシたちは口針を刺して蜜を吸っているそうです。少し振動を与えただけで一斉にバラバラっと落ちるほどしがみつく力は弱いようですが、ウジャウジャとくっついている様子にギョッとしてしまいました。

他にもチョウのなかまが確認できました。

 

鳥類の様子です。

残念ながら今回の観察では、鳥類を確認する事はできませんでした。

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