ベジタブルガーデンの12月の様子をご紹介します。12月も新型コロナウィルス感染拡大対策の為、屋上菜園作業は週2回の少人数での作業を継続しました。
10月に植えたハクサイは、11月の初旬には何枚もの葉を大きく広げ、それからひと月ほどかけて株の中心部が丸く結球(ハクサイの葉が巻く)していき、12月も終わる頃には立派なハクサイが収穫できるようになりました!! 昨シーズンのリベンジです!!!(昨シーズンは結球しなかったハクサイが多かった⤵)。まだ小ぶりのハクサイには、外葉を頭の方へ持ち上げて紐で縛る「はちまき」作業を行い、この寒い冬を乗り切れるように対策しました。
今月は他にも、たくさんのダイコンを収穫しました。通常、ダイコンと言えば「白いダイコン」を思い浮かべますが、今は品種改良が進み、様々な種類のダイコンがあります。(品種が多く、混乱してしまいます。) 今シーズンの菜園には「赤いダイコン(赤大根)」が初登場しました。 菜園の赤大根は、外は赤く中は白いタイプ。大根は皮をむいて料理をすることが多いと思いますが、赤大根はその赤い色を活かすため、皮つきのまま料理をすると彩り良く、食卓が華やかになります。菜園では、無農薬かつ生ごみ堆肥を使って栽培を行っているので、皮ごといただいても安全安心です。
赤大根を収穫するときに不思議なことがありました。赤大根の種を撒いたエリアに、「な、ぜ、か、白いダイコン」も1本生えていたのです。赤ダイコンの種の中に1個だけ普通のダイコンの種が混じっていたのか? 赤ダイコンが突然変異して白いダイコンのなったのか? まあ、どちらにしても、「紅白で、めでたい!めでたい!!」
そんな赤大根やサラダダイコン(あやめっ娘、紅化粧)、カブ(すみれかぶ)なども収穫時期が終り、土づくりを行いました。新たに菜園に仲間入りしたのは、ツルアリスナック、サラダスナップ、ソラマメ、ノラボウナ、アスパラナ、ショウガツナ、ミズナなどです。
今年最後の作業日には年末恒例の道具の片づけも行いました。新型コロナ感染症対策で少人数での作業を継続した2020年と2021年。 2022年は、子どもたちを集めて収穫体験等も行えるような「普通の日常」にもどれることを願っています。