ベジタブルガーデンの10月の様子をご紹介します。10月も新型コロナウィルス感染拡大対策の為、屋上菜園作業は週2回の少人数での作業を継続しました。
2018年の秋から毎年、私達の目と舌を楽しませてくれているショクヨウギクが、今年も10月に入るとすぐに蕾をつけ、10月も終わる頃には満開の花を咲かせるようになりました。10月の初めは暑い日が続きましたが、ショクヨウギクの花を見て「秋になったんだな~」と季節を感じることができました。
10月に収穫が完了したのは、サツマイモ、唐辛子、アカジソ、アオジソ、ナス、ハツカダイコン(コメット)です。収穫が完了した場所は、生ごみ堆肥や牛糞堆肥などをすき込み、土作りを行いました。新たに菜園に仲間入りしたのは、ジャガイモ、キャベツ、ハクサイ、タカナ、ニラ、ニンニク、コマツナ、ミズナ、ショウガツナです。植え付けの際、ニンニクには不織布を被せ、ハクサイ、キャベツ、ダイコン(種まき9月)にはトンネル設置などを行い、「防虫・防鳥・保温」対策を行いました。10月下旬、ニンニクは芽が約10cm程に伸び、ハクサイ、キャベツ、ダイコンの葉がある程度大きくなったことを確認してから、成長の妨げにならないように不織布やトンネルは取り外しました。きめ細やかな観察と作業が野菜達の成長を促します。
9月に種まきを行ったハツカダイコン(フレンチ・ブレックファスト)は、10月になると緑色の葉の根元に、鮮やかな紅色のその姿を見せるようになりました。フレンチ・ブレックファストは、形が縦に長く、表面は紅色で、お尻の方が薄い紅色から白色、肉質は純白色になる品種です。サラダに入れても赤と白のコントラストが綺麗で色どりがよくなります。
9月に植えたジャガイモは10月も終わるころにはチラホラと白い花を咲かせ、ひょっこりと土の中からジャガイモも顔をのぞかせるようになりました。ジャガイモに日光が当たってしまうと緑色に変色し、有害物質(ソラニンやチャコニン)が生成してしまうので、土寄せを行い、ジャガイモには土を被せました。葉が7~8割ほど黄色く枯れてきたら収穫の合図!もうすぐ収穫できるのかな?楽しみです。