リサイクルガーデンの1月の様子をご紹介します。
植物の様子です。
パサパサに乾いて枯れ果てたイネ科の植物が、枯れたハマスゲやヨモギなどの植物に覆いかぶさりながら横倒しになり、藁状態になって地面を覆っていました。歩くとカサカサと音がします。どこを見ても枯れた植物の茶色い景色です。
茶色い景色の中に、小穂の白い長毛をつけた枯れたメリケンカルカヤのなかまを確認できました。また、わずかに緑を保った植物や、枯れた植物のすき間から伸び始めた細長い葉も確認できましたが、残念ながら今月は花を咲かせた植物を確認することができませんでした。
「一年前の同じ時期、リサイクルガーデンはどんな様子だったのか?」と思い、同じ角度から撮影した写真で景色を比べてみました。昨年の写真では、伸び始めの細長い葉やカラスノエンドウのなかまなどが成長し、ガーデン全体に緑色が伸び拡がっていく様子がうかがえますが、今年は枯れた植物がボサボサな状態でうっそうとしています。
12月中旬から今日(1/14)まで1ヶ月間も雨が降らず、水分が不足して植物たちに大きなダメージを与えていたようです。先月は、枯れた植物の隙間に、ロゼット状の植物が地面に張りつきながら葉を拡げ、日の光をいっぱい受けて、寒い冬でも少しずつ成長している様子を確認できたのですが、今では葉が茶色く変色し、枯れてしまったものもあります。
雨が降らず、乾ききって枯れた植物の様子を目の当たりにして、自然の厳しさを感じました。
昆虫類の様子です。
残念ながら今回の観察では、昆虫類を確認する事はできませんでした。
鳥類の様子です。
残念ながら今回の観察では、鳥類を確認する事はできませんでした。